芝のお手入れ

こんにちは。スタッフの小林です。

いまはぴの庭には寒冷地用の芝が生えており、秋と冬は伸びが早くなります。

レンガの隙間からも芝が出てきてしまっているので、子どもたちにも協力してもらい、

お手入れをすることにしました。

 バリカンを使って芝の長さを揃えていきます。特に壁際は伸びやすいので丁寧に刈っていきます。バリカンでの作業はお子さんに人気でした。

 レンガの上は芝が伸び放題になっていました。ヘラのような道具を使い、ガリガリと剝がしていきます。この作業の時はみんな無言になっていました。一気に剥がすのが気持ちいいようで、剥がした芝の大きさを嬉しそうにスタッフに報告してくれました。

 芝のお手入れのみをする予定だったのですが、あるお子さんから「このレンガも汚れてるから綺麗に磨きたい!スポンジってある?」と提案がありました。それぞれがこの庭をより良く出来るように工夫している姿はとても輝いて見えました。

 スタッフも一緒に参加しましたが、「こうするといいよ」や「どうやったらいいか考えてね」などの言葉は一切掛けていません。それぞれがより良く、楽しく出来る方法を考えながら活動していました。これはお子さん自身に備わっている能力、長所だと思います。

それを引き出すために、「口や手を出さずに見守る」ということの大切さを実感できる活動となりました。